3月は心落ち着かない季節
お雛祭りも過ぎ、三学期も終わりに近付いてきましたね。
ご卒業、進級、進学と春は準備に忙しいですね。
子ども達の新しい環境の変化に合わせて、お母様方は少しでも早くその環境に馴染めるようにと、
心を砕いてご準備され、落ち着かないことでしょう。
幼、小、中、高、大、そして社会人へと、どの春も親子共に不安と期待とでいっぱいいっぱいですよね。
子ども達が成長していくのはとても嬉しく思う反面、少し寂しさも感じますね。
お教室でも 長年みてきた子ども達を送り出す時は涙をこらえるのに必死です。
思い返すと子どもが幼稚園に入園する時、下駄箱の前で別れ、後ろを向いて園庭を出る時の気持ちは今も良く覚えています。
頑張れ!頑張れ!!と心の中で応援しながら、足早に後にしたのを。
門を出るあたりで「マァマァ~!」と大きな泣き声がとどろき渡り、お迎えに行くまでの時間の長かったこと。
そして月日は流れて、社会人一年生で独り暮らしが始まる娘を新幹線の改札まで送り、「頑張ってね!」と
送り出したのが一昨年の3月、
子育ては長かったようで、今思うとアっという間に過ぎ去った日々でした。
で、しばらくは寂しかったのですが、ちゃんとお互いにその環境に慣れますね。
この順応性は有難いことです。
新しい事に踏み出すのは、本当にエネルギーが要りますが、子ども達はちゃんと慣れてくれますよ。
すぐ慣れる方と暫く馴染めない方と時間は色々ですが、大丈夫、慣れてくれます。
我が家は、息子も娘も 超が付くほどなかなか馴染めない子どもでしたが、
それでもいつかはその環境に居場所を見つける日がやってきます。
どれぐらい馴染みが悪かったかは、また次回お伝えできたらと思います。