お母さんの力

私は日ごろ動物的勘?動物的感覚を大事にしています。
子どもたちと接するにはそれがとても大切に思うからです。お子さんが小さければ小さい程。
手を触れるだけで 色々なことが分かります。
今日はちょっと体温が熱いな・・・。あら?いつもより手が冷たい・・・。そんな時には温かいものを飲ませたり、風邪をひかないように消化の良いものにきりかえたり。
お教室の生徒でしたら、気持ち生クリームなどは少な目に盛り、消化の良い食材を大目によそったりと、お家に帰る時までに悪くならないよう目を光らせます。
手ががさついていたら、クリームを塗ってさすってあげましょう(動物のお母さんがなめてあげてるような感じです)。お子さんの心までかさつかないように温かくさすります。
それは四季にも通じ、今頃から3月にかけては寒くても春の兆しがなんとなく分かる頃、子ども達も動き出します。
子どもながらにもちょっとイラついたり不安定だったり、いろいろムズムズしだします。
季節の代わり目には子どもの身体だけではなく心の安定を気にかけるようにしています。
また一日の中でも暗くなる夕方は、子どもには不安になる時間帯です。お腹も空いてますます泣きたくなる時間です。
大人にもそういう感覚はありますが、小さな子ども達は顕著に表れます。
でもお母さんにとっては忙しい時間帯。
そんな時は香りや音でお子さんを安定させてあげましょう。
キッチンから漂うお夕飯の匂い、そしてお母さんがキッチンから色々話しかけながら支度していると、そのうち落ち着いて絵を描き始めたりで、あちらからの応答がなくなってきます。それからこちらは食事の支度に没頭できます。
私は子ども達が小さな頃、夕方から夜にかけて外出する際は、リビングのスタンドに私のコロンを少しかけて出かけました。
暗くなってスタンドの明かりを付けると明かりの熱で香りがしてきます。私が帰ると、子ども達はいつもそのスタンドの横のソファーに引き付けられるように座って遊んでいました。
お母さんは、いっぱいステキな能力を持っていますよね。寒いですが、母は強しで乗り切っていきましょう。